Plating

一般めっき

産業の高度化にともない、めっきに求められる機能も多様化しています。
当社は電力産業分野、自動車産業分野など、さまざまなお客様のご要望にお応えするために錫・銀・亜鉛など、用途に応じた高品質の機能めっき、防錆めっきを行っています。

01

亜鉛(Zn)めっき

“ 鉄材料の耐食性向上に最適なめっき、クロメート処理で、更に耐食性が向上 ”

当社の亜鉛めっきは、ジンケート浴の自動機、シアン浴とジンケート浴のマニュアルライン、塩化浴のバレルめっきラインと、多種多様な製品に対応する為のライン構成としております。耐食性を向上させるクロメート処理技術にも定評があり、お客様より、安心と信頼を頂いております。

  • 亜鉛めっき

亜鉛めっきは、亜鉛を鉄と組み合わせて腐食環境におくと、亜鉛が優先的に腐食して鉄を守る性質(犠牲防食)を利用し、
鉄の耐食性を高めることを目的として行う表面処理です。
代表的な用途として、亜鉛めっき鋼板(トタン板)があります。
亜鉛めっきの耐食性を向上する目的で、クロメート処理を施しています。

  • 亜鉛めっきを錆びにくくするクロメート処理

クロメート処理には種類があり、さまざまな特色がございます。

クロメート処理仕様に、特にご指定がない場合は当社の専門スタッフとご相談下さい。

▼ 当社で取り扱っているクロメート処理

・三価白色クロメート
 外観重視の製品向き。酸化有色クロメートよりも若干耐食性は劣ります。
 外観は白色~青白色の均一な光沢外観です。

・三価有色クロメート
 耐食性重視の製品向き。三価白色クロメートよりも耐食性に優れます。
 外観は、薄黄色~黄色の外観です。

▼ 6価有色クロメート処理の対応について

21世紀に入りめっき業界を取り巻く環境規制は厳しさを増しています。

欧州では環境影響の低減に向けたRoHSの低減に向けたRoHS指令(特定有害物質使用制限)で六価クロムが制限対象となり、
六価クロムフリー化が急激に進みました。

現在、当社は三価クロメート(有色・白色)へ展開しています、しかし、国内や、一部海外での六価有色クロメート対応で、
強い要望もあり、当社では厳重な取り扱いの元、お得意様の要望にお応え出来る体制は整えています。

6価有色クロメート処理

3価有色クロメート処理

3価白色クロメート処理

  • Znバレルめっき

多角形のカゴのような器に製品をいれ、器本体を回転させながら、めっきを行う方法で、
小さな形状で大量生産品や吊るしめっきできない物などに向いています。

1回の作業重量が5Kg程度生産可能な装置で対応しております。

▼ 板厚については1mm以上
※ 1mm未満については別途、応相談

▼ 小物・多数ロット、応相談

02

ニッケル(Ni)めっき

“ 耐食性・装飾性に優れためっき、耐摩耗性もあり、各種の素材との密着性に優れる ”

当社では、電気Niめっきと無電解Niめっきの2種類のラインを構築しており、製品の使用目的に合わせた対応が可能です。ラック(吊るし方式)での対応ができない製品についても、バレルでの作業対応可能です。

  • 電解めっき(マニュアル製造ライン)

ニッケルめっきは空気や湿度に対して鉄より安定である事から装飾、防食機能めっきに利用されています。

2層3層と重ねると防錆、防食が飛躍的に増します。

その他に、下地めっきとしての効果も高く金めっき、銀めっきの下地としても利用されています。

  • 無電解ニッケルめっき

電気めっきと異なり、形状を問わずめっきが可能です。

膜厚のバラつきが少なく、寸法精度が必要な製品に最適なめっきで、めっき後、熱処理により硬度を高めることも可能です。

▼ 1本の最大重量30kg。
※ 30kgを超える物については応相談。

▼ 板厚については1mm以上。
※ 1mm未満については応相談。

▼ 小物・多数ロット、応相談。

03

銀(Ag)めっき

“ 各金属の中で最も電気伝導性に優れ、電気接点部などに最適 ”

当社の銀めっき槽は、長手方向2m、深さ60cm、奥行き65cmの有効作業範囲を持ち長尺ブスバー品の対応が可能設備です。小型バレルでのめっき作業も行っており、電気接点部品など、超小型部品へのめっき対応も可能です。

  • 銀めっき(マニュアルライン製造)

当社の銀めっきは薄付けまで均一な光沢の仕上がりが可能です。

銀は人体に無害で外観が美しく、伝導性に優れています。

また、工業的には半田付け性がよく、潤滑性に優れ、耐熱性が良いので、装飾部品・電気部品・機会部品などに使用されています。

▼ 長尺物1本の最大重量50㎏、最長2m。
※ 50㎏を超える物については応相談。

▼ 板厚については1mm以上。
※ 1mm未満については応相談。

▼ 小物・多数ロットご相談ください。

04

錫(Sn)めっき

鉄や銅よりも錆び難く、他の金属となじみ易い、電気接点部等に適しためっき。

錫めっきは、長尺ブスバー(最大5m)用が1ライン、配電盤向けコネクタ・電極用タンシ等の中型品の各種に応じた3ライン、
接触端子・小物ボスなどのバレル対応の1ラインと数多くいの専用ラインでお客様ニーズにお応えしています。

  • 錫めっき(マニュアル製造ライン・自動製造ライン)

錫めっきは、古くからブリキ板として知られ、多くの分野で使用されてきました。

当社では、錫の軟らかく、展延性に富み、他の金属となじみやすい性質を利用する為、電気接点部品などへの錫めっきを行っています。
光沢錫めっきは、銀白色の美しい光沢が長期間保たれることから、装飾性も高いめっきです。

▼ 1本の最大重量50kg、最長 ※確認中m。
50kgを超える物については応相談。

▼ 板厚については1mm以上。
※ 1mm未満については応相談。

▼ 小物・多数ロット応相談。

05

金(Au)めっき

“ 耐食性、耐摩耗、電気と熱の伝導性、半田付け性に優れています ”

当社の金めっきは金の耐食性や、耐摩耗、導電性の特徴をいかし、金めっきを使用した幅広い工業用途はもちろんのこと、
装飾用としても高度な技術開発力でニーズにお応えできるように取り組みを行っています。

  • 金めっき(マニュアル製造ライン)

金めっきは、古くから人々に好まれ、親しみ有る指輪・ネックレス・時計・ライターなどの装飾品や電気接点部品・端子などでの
導電性・耐食性を目的の機能めっきと多方面で使用されています。

金めっき皮膜は酸化しにくいので、外観が変わらず皮膜の特性も変化しにくい特徴があります。

ただし、貴重な鉱物資源であるとともに、高価な金属である事を考慮した使用を提案したいめっきです。

外観

06

銅(Cu)めっき

“ 各種素材との密着性が高く、下地めっきとして幅広く利用されるめっきです ”

当社の銅めっきは、密着性の悪い素材への下地めっきとして、
また真ちゅう材中の亜鉛が錫めっきへ拡散することを防止する為の下地めっきとして実施しています。
下地銅めっきの要否については、めっき処理のご依頼時に事前検討させて頂きます。
銅めっきのみでのご依頼についても、ご相談下さい。

  • 銅めっき(マニュアル製造ライン)

銅は、空気中で酸化、変色しやすいですが、熱、電気を良く伝え、各種金属への密着性が高いことから、下地めっきとして用いられます。Niめっきなどでの厚付けが必要な製品の場合、下地銅めっきを厚付けすることで、めっきコストの削減ができます。

単体工程

めっき以外にも、表面処理の技術として、以下の処理も単体工程にて作業を行っております。

  • バレル研磨

素材加工工程において、素材に残るバリや突起などを、製品と研磨石とを一緒の器に入れ回転させ、擦れ合わせることで、バリ取りや滑らかさを作りだす方法です。

  • 酸洗い処理

製品の熱処理(溶接やロウ付け)により生じた焼けや、酸化による被膜、不動態皮膜、さび等を除去し、素材をきれいにすることで次工程の手間を省くことが目的とされる作業の方法です。

▼ 変色防止処理
「酸洗い」処理を施した場合に、変色しやすい素材には変色防止処理液で被膜を形成し、変色を防ぐことを目的とする処理です。
当社では、主に銅素材
に対して実施しています。

  • 溶接痕除去

アルミ材料を酸化させることで、耐食性、硬度を高める処理。絶縁性も向上します。
染料を使用することで、各種の色調(黒や青)に仕上げることも可能です。