Environmental
Management System
「工業だから環境のためにできること。」
環境マネジメント
当社では、環境問題を経営の重要課題の一つとして掲げ、環境の国際規格ISOに基づいた環境マネジメントシステムを運用し、
地球と社会そして人々の生活を守るための環境保全活動に努めています。
ISOの取り組み
世界的な環境問題が大きくとクローズアップされ、我が国も積極的な取組が行われようになりました。
弊社についても、グローバル化する市場を背景に、2001年12月にISO認証を取得致しました。
環境ISO14001とは、 第二次世界大戦終戦後、世界の先進国では急激なインフラ整備・工業発展を続け、森林伐採や資源の無駄使いへと進み、
今、地球規模での自然破壊から自然災害の発生が起こっている中、環境破壊への歯止めとして、1996年9月にISO14001が設定されました。
環境への影響を持続的に改善する為のシステムを構築し、システムを継続的に改善していくPDCAで
P(プラン;計画) D(ドウ:実行) C(チェック:評価) A(アクション:改善)有害な環境影響の低減、有益な環境影響の増大、
組織の経営改善および環境経営が期待されています。
ISOの取り組み
■ ISO14001環境マネジメント
システムに基づく環境保全
排水処理施設
当社は水環境問題の取り組みとして1970年から生活環境の向上および公共水域の水質保全のため、大型排水処理施設を新設し、
水質汚濁防止のため自社設備での水質管理を徹底し、有害な化学物質の排水を全て社内で処理しています。
有害な化学薬品の取扱量が多いめっき業界ではその有害物質を含む排水を排水分類し、酸化処理、分解処理、中和処理、凝集処理、
最終pH調整まで細かい管理頻度で測定点検を行い、環境に負荷を与えない、安全な水質にして放流を実施しています。
原水槽
排水処理量計測器
各処理槽
汚泥回収槽
沈殿槽
最終pH調整槽
pH計
環境方針
ミハラ金属工業(株)本社工場・ミハラ電子株式会社・ミハラ九州株式会社は、半導体製品の製造及び めっき加工の事業を
通じて、より良い地球環境を実現するために、環境活動のパフォーマンスと環境マネジメントシステム(ISO14001)の
継続的改善に努め、環境保全への取り組みを最重要課題の一つと位置付け推進します。
環境方針(2024年度環境保全基本方針)
1.
ミハラ金属工業(株)本社工場・ミハラ電子株式会社・ミハラ九州株式会社の活動や製品及びサービスに関わる環境側面を常に意識し、環境汚染の予防を推進するとともに、環境マネジメントシステムの継続的改善を全員参加で取組みます。
2.
利害関係者のニーズ及び期待のうち、組織が順守しなければならないもの、順守すると決めた法的要求事項及び条例等法的な規制を順守するとともに、地域等からの要求事項についても順守し、環境保全に取組みます。
3.
環境目標設定の為の枠組み
事業活動、製品及びサービスに係る著しい環境側面とリスクと機会等について、以下の項目を環境管理の重点テーマとして取組みます。
(1)電 気 使 用 量 の 削 減
(2)水(純水、工水、市水)使用量の削減
(3)下 水 道 法 の 順 守
4.
環境保護に対するコミットメント
環境に影響を及ぼす汚染事故、緊急事態等の環境リスク並びに気候変動リスクについて、その発生の予防に努めると共に、発生時の影響を最小限にする管理体制を確立し、維持する。
5.
環境保全基本方針は、当社の為に働く全ての人に周知し、環境マネジメントシステムの運営に必要な自己の役割・責任を認識させ環境意識の向上を図ります。また社外に開示します。
ミハラ金属工業株式会社 本社工場
代表取締役社長 古川 学